
「親のテレビの音がうるさい…何か対策を」と調べると、必ず出てくるのがミライスピーカーとみみ太郎。
ミライスピーカーはテレビの音を聞き取りやすくするスピーカー。
みみ太郎は親の耳に直接つける集音器。
そもそもジャンルが違うこの2つ、結局どっちを買えばいいの?
この疑問に答えられるのは、おそらく両方を実際に試した人だけです。
私は78歳の父のテレビ音量問題を解決するために、ミライスピーカーもみみ太郎も実際に自宅で試しました。
この記事では、その実体験をもとに忖度なしで比較します。
結論を先にお伝えします
| ミライスピーカー | みみ太郎 | |
|---|---|---|
| 一言で言うと | 「テレビの音」を変えて聞きやすくする | 「親の耳」をサポートして聞こえるようにする |
| テレビ音量の変化(我が家の場合) | 40 → 32(-8) | 40 → 18(-22) |
| 家族との会話 | ○ できる | ◎ テレビ以外の場面でもできる |
| 親の抵抗感 | ほぼなし | やや高い(耳につけるため) |
| 導入のしやすさ | ◎ テレビに繋ぐだけ | △ 親に装着してもらう必要あり |
| 価格 | 19,800円~39,600円 | 約55,000円(SX-013) |
| お試し制度 | 60日間返金保証 | 10日間無料貸し出し |
| 向いている人 | 軽度の聞こえにくさ・テレビだけ改善したい | 中~重度の聞こえにくさ・日常会話も改善したい |
先に結論を言うと、我が家では「みみ太郎」が圧勝でした。
ただし、それは父の難聴がそれなりに進んでいたからです。
親御さんの状態によってはミライスピーカーのほうが正解になるケースも十分あります。
ミライスピーカーとみみ太郎はそもそも「ジャンル」が違う
まず前提として押さえてほしいのが、みみ太郎とミライスピーカーはまったく異なるジャンルの商品であるということです。
ミライスピーカー=「テレビの音」を変える
ミライスピーカーは、テレビの横に置いて接続するスピーカーです。
特許技術の「曲面振動板」により、人の声の帯域を強調して部屋全体に届ける仕組み。
つまり、テレビから出る音そのものを聞き取りやすく変換します。
親の耳には何もつけません。
みみ太郎=「親の耳」をサポートする
みみ太郎は、親の耳に装着する集音器です。
「人工耳介」という独自技術で、人間の耳が本来聞いている自然な音を再現する仕組み。
つまり、親の聞こえそのものを底上げします。
テレビの音だけでなく、家族の声や周囲の音もクリアに聞こえるようになります。
ミライスピーカーとみみ太郎を我が家で両方試した結果
ミライスピーカーを試した結果
最初に試したのがミライスピーカーでした。
テレビに繋ぐだけの手軽さが魅力で、父に何かを「つけてもらう」必要がないのが良いと思いました。
ミライスピーカーの良かった点
- 導入が本当に簡単。テレビのイヤホン端子にケーブルを挿して、コンセントに繋ぐだけ。1分で設置完了
- 父は何も気づかなかった。テレビの横にスピーカーが増えただけなので、「何か変わった?」程度の反応。抵抗感ゼロ
- ニュースのアナウンサーの声は確かにクリアになった。母も「前より聞き取りやすい」と言っていた
ミライスピーカーの気になった点
- 父のテレビ音量は「40」から「32」にしか下がらなかった。改善はしたが、まだ家族が「うるさい」と感じるレベル
- バラエティ番組やドラマのBGMが入るシーンでは効果が薄い。セリフが音楽に埋もれてしまい、父が「やっぱ聞こえん」と音量を上げてしまう
- 音質は正直「ラジオっぽい」。人の声に特化した設計のため、音楽や効果音の迫力がかなり物足りない。父は「なんか音が薄いな」と言っていた
- テレビの前でしか効果がない。食事中の会話や、別の部屋から呼びかけても聞こえないのは変わらなかった
みみ太郎を試した結果
ミライスピーカーだけでは解決しなかったため、次にみみ太郎の「10日間無料お試し」を申し込みました。
正直、父が「耳につけるもの」を嫌がるかもしれないという不安がありました。
以前Amazonで買った3,980円の安い集音器を投げ捨てた前科があったからです。
みみ太郎の良かった点
- テレビ音量が「40」から「18」に。これは本当に衝撃的でした。ミライスピーカーとは比較にならない効果
- テレビだけでなく、食事中の会話も聞こえるようになった。「今日のおかず美味しいね」という普通の会話が3年ぶりに成立した
- 音が自然。安い集音器のような「ザー」という雑音がなく、父も「音がキンキンしなくて楽だ」と喜んだ
- 操作が簡単。ダイヤルを回すだけ。ボタンがたくさんあるスマホ連動型の製品とは違い、機械音痴の父でも5分で覚えた
- 見た目が補聴器っぽくない。ラジオやウォークマンのような外観で、父は「これなら別にいい」と受け入れてくれた
みみ太郎の気になった点
- 最初の30分くらい「ザーザーする」と言っていた。これは生活音(換気扇、服が擦れる音など)まで拾うため。説明書に「数時間で脳が慣れる」と書いてあり、実際にその通りだった
- 父に「つけてもらう」というハードルがある。ミライスピーカーのように置くだけではないので、最初の導入に工夫が必要。我が家は「テレビがよく聞こえる便利グッズだよ」と伝えたのが効いた
- 見た目はダサい。現代のスタイリッシュな家電とは程遠いデザイン。ただ、父世代にはこのシンプルさが逆に使いやすいようだ
- 価格はミライスピーカーの約3倍。SX-013で約55,000円。ただし無料お試しがあるので、試してから判断できる
ミライスピーカーとみみ太郎の項目別の詳細比較
①テレビの音量はどれだけ下がるか
これが一番気になるポイントだと思います。
| ミライスピーカー | みみ太郎 | |
|---|---|---|
| 導入前の音量 | 40 | 40 |
| 導入後の音量 | 32 | 18 |
| 下がった量 | -8 | -22 |
ミライスピーカーは「テレビの音を聞き取りやすく作られている」スピーカーなので、効果には限界があります。特にテレビ音量が35以上の方(=難聴がそれなりに進んでいる方)には、音量が劇的に下がるほどの効果は期待しにくい印象です。
みみ太郎は「耳そのものの聞こえを底上げする」ため、耳の聞こえにそのまま伝わります。
ただし、これは我が家の父と私の感じ取った場合の数字であり、個人差があることは前提としてお伝えしておきます。
②家族との会話はできるか
| ミライスピーカー | みみ太郎 | |
|---|---|---|
| テレビ視聴中の会話 | ○(耳を塞がないので可能) | ◎(周囲の音もクリアに聞こえる) |
| 食事中の会話 | ×(テレビの前でしか効果なし) | ◎(つけている間はどこでもOK) |
| 別の部屋からの呼びかけ | ×(効果なし) | ○(聞こえる距離は限りあり) |
ここが最大の違いです。
ミライスピーカーは「テレビの音」を改善するものなので、テレビ以外の場面には一切効果がありません。
みみ太郎は「耳の聞こえ」を改善するため、テレビ以外の日常生活全般で効果があります。
我が家の場合、テレビの音量が下がったこと以上に、食事中に普通の会話ができるようになったことのほうが嬉しかったです。
③親の抵抗感・導入のしやすさ
| ミライスピーカー | みみ太郎 | |
|---|---|---|
| 親の反応 | 何も気づかないレベル | 「耳につけるのか…」と最初は渋い顔 |
| 導入の手間 | テレビに繋ぐだけ(1分) | 親に説明して装着してもらう |
| 継続率 | ◎(何もしなくていいので100%使い続ける) | ○(父は毎日使っているが、嫌がる親もいるかも) |
ミライスピーカーの最大の強みは「親に何もさせなくていい」ことです。
テレビの横にスピーカーを置くだけなので、極端な話、親に黙って導入しても気づかれない可能性すらあります。
みみ太郎は「つけてもらう」必要があるため、親が「そういう機械は嫌だ」と拒否したらそこで終わりです。
我が家は「補聴器」という言葉を一切使わず、「テレビがよく聞こえる便利な機械」として渡したことで受け入れてもらえました。
④コスト比較
| ミライスピーカー ミニ | ミライスピーカー ステレオ | みみ太郎 SX-013 | |
|---|---|---|---|
| 価格 | 19,800円 | 39,600円 | 約55,000円 |
| ランニングコスト | 電気代のみ(ほぼゼロ) | 電気代のみ(ほぼゼロ) | 電池代(空気電池で約1週間) |
| お試し制度 | 60日間返金保証 | 60日間返金保証 | 10日間無料貸し出し |
| お試しの費用 | 返品時の送料のみ | 返品時の送料のみ | 往復送料のみ(片道約1,000円) |
ミライスピーカーのほうが安いですが、みみ太郎は「テレビ以外の日常生活全般の聞こえ」も改善するので、コスパは単純比較できません。
どちらもお試し制度があるので、まず試してから判断するのが最も賢い選択です。
【結論】ミライスピーカーとみみ太郎はあなたの親にはどちらが合う?
ミライスピーカーが向いている人
- テレビの音量が25~35くらいで、「ちょっと大きい」程度
- 親が耳につけるものを絶対に嫌がる
- とにかく手間をかけずに導入したい
- テレビのセリフさえ聞こえればOK(日常会話は問題ない)
- まずは2万円以下で試してみたい
みみ太郎が向いている人
- テレビの音量が35以上で、家族が「うるさい!」と感じるレベル
- テレビだけでなく、食事中の会話や電話でも聞こえにくさがある
- ミライスピーカーを試したが十分な効果が得られなかった
- 「安物買いの銭失い」をせず、根本的に解決したい
- 10日間の無料お試しで合うかどうか確かめたい
ミライスピーカーとみみ太郎に迷ったらこの順番で試すのがおすすめ
ステップ1:まずミライスピーカーを60日間試す
導入が簡単で親の抵抗感もないため、最初のハードルが低い。
これで十分な効果があれば、それで解決です。
ステップ2:効果が足りなければ、みみ太郎の無料お試しを申し込む
ミライスピーカーを60日以内に返品し、みみ太郎の10日間無料お試しへ。
「テレビ側の対策」で足りなかった場合、「耳側の対策」に切り替えるイメージです。
この順番なら、両方試しても実質の出費はほぼゼロ(送料のみ)で済みます。
我が家ではみみ太郎
正直にお伝えすると、我が家はステップ2まで進みました。
ミライスピーカーでは父の音量が「40」から「32」にしか下がらず、母のストレスは十分に解消されなかったからです。
ただ、もし父の耳がもう少し軽い段階であれば、ミライスピーカーだけで十分だった可能性もあります。
大事なのは「まず試す、合わなければ次を試す」という姿勢です。
どちらの製品もお試し制度が用意されているのは、メーカー側も「合う・合わないは使ってみないとわからない」と分かっているからです。
悩んでいる時間が長ければ長いほど、親御さんの聞こえは少しずつ悪化していきます。
まずはどちらか一歩を踏み出してみてください。
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※この記事は筆者個人の体験に基づくものです。効果には個人差があります。聞こえに深刻な問題がある場合は、まず耳鼻咽喉科を受診されることをおすすめします。
