著者プロフィール

項目内容
名前ケン
年齢・職業45歳・会社員(都内在住)
家族構成妻、子供2人(中学生・小学生)
実家の状況父(78歳・難聴気味)、母(75歳・健聴)は神奈川県在住
趣味週末のDIY、父との将棋(最近は私が負け越しています)
愛用機種みみ太郎 SX-013(父が毎日使用中)

「親の老い」を直視したあの日から

はじめまして。当サイト「親の『聞こえ』対策室」の著者、ケンです。 普段は都内のメーカーで営業職として働く、ごく普通の40代サラリーマンです。

このサイトは、補聴器の専門家でも医療従事者でもない私が、「自分の親の聴こえ」という切実な問題に直面し、悩み、失敗し、そしてようやく解決策(みみ太郎)にたどり着いた記録をまとめたものです。

穏やかだった実家が「修羅場」に変わった日

私の父(当時75歳)は、昔から頑固ですが、家族思いの優しい人でした。 しかし3年前、久しぶりに実家に帰省した私は、異様な光景を目にしました。

テレビの音量が、耳を覆いたくなるような大音量(ボリューム40)で流れていたのです。

「父さん、音が大きすぎるよ」と注意しても、「あ?なんだって?」と聞き返されるばかり。 母は「毎日この音量で、頭がおかしくなりそう。注意すると『俺は聞こえてる!』って怒鳴るし…」と、疲れ切った顔で私に訴えました。

あんなに穏やかだった両親が、耳のことが原因でギスギスしている。 「これは放置したら、家族が壊れてしまう」 強い危機感を覚えた瞬間でした。

「親孝行」のつもりが「親不孝」に終わった大失敗

「なんとかしなきゃ」と焦った私は、ネットで見つけた「3,980円の集音器」をAmazonで購入し、次の週末に父へプレゼントしました。

しかし、結果は惨敗でした。 父はそれを耳につけた瞬間、顔をしかめて投げ捨てたのです。 「うるさい!雑音ばっかりで頭が痛くなる!こんな安物、俺を馬鹿にしてるのか!」

良かれと思ってやったことが、父のプライドを傷つけ、かえって心を閉ざさせてしまったのです。 この時の後悔は、今でも忘れられません。

「みみ太郎」との出会い、そして再び訪れた平和

「もう失敗できない。でも、数十万円もする医療用補聴器は、父が絶対に嫌がる…」 八方塞がりの中で、必死に情報収集を続けて出会ったのが「みみ太郎」でした。

藁にもすがる思いで申し込んだ「10日間の無料お試し」。 届いたSX-013(耳掛け型)を見た父は、「これなら、補聴器っぽくないな」と少し興味を示してくれました。

そして、恐る恐るスイッチを入れた瞬間、父の表情が和らいだのを私は見逃しませんでした。 「…おぉ、今日のニュースのアナウンサー、滑舌がいいな」

そう言って、父は自らテレビのリモコンを手に取り、ボリュームを「40」から「18」まで下げたのです。 その瞬間、隣にいた母が「フゥーッ」と大きなため息をついて安堵し、少し涙ぐんでいたのを覚えています。

実家のリビングに、3年ぶりに穏やかな空気が戻ってきた瞬間でした。

このサイトで伝えたいこと

世の中には、私のように「親の聞こえ」に悩み、どうすればいいか分からずにいる40代・50代の方がたくさんいます。 そして、過去の私のように、ネットの曖昧な情報に踊らされて「安物買いの銭失い」をしてしまう人も後を絶ちません。

そんな人を、一人でも減らしたい。 「専門用語ばかりの難しいカタログ」ではなく、「同じ失敗をした息子のリアルな体験談」こそが、今悩んでいる誰かの役に立つはずだ。

そんな使命感を持って、私はこのサイトの記事を書いています。 ここに書かれていることは全て、私の父と母が身をもって体験した「真実」です。